ペットとしてメジャーな種類の中では大柄な
ゴールデンハムスターですが、
平均体重はどのくらいなのでしょうか。
また、ゴールデンハムスターの
体重が減っている際に考えられる原因は
どのようなことがあるのでしょう。
この記事では、ゴールデンハムスターの
平均体重と、体重減少の原因について
まとめました。
ゴールデンハムスターの体重の平均!
ハムスターの種類では大柄な部類の
ゴールデンハムスターですが、
その平均体重はどのくらいなのでしょう。
ここでは、ゴールデンハムスターの
平均体重を紹介します。
1.オスの体重
オスの適正体重は85~130gです。
個体差があるため、必ずしもこの範囲内が
適正というわけではありませんが、
平均的にはこの範囲が健康的な体重です。
2.メスの体重
メスの適正体重は90~150gです。
少しの差ですが、
オスよりもメスのほうが一回り大柄です。
ゴールデンハムスターの体重が減少する原因
ゴールデンハムスターの体重が減ってきている、
考えられる原因はどのようなこと
なのでしょうか。
ここでは、ゴールデンハムスターの
体重減少の原因を紹介します。
1.餌を食べない
ハムスターがエサを食べない原因は、
餌が合っていないか、病気などで
食欲がないことが考えられます。
ゴールデンハムスターは野菜など
水分の多い食事内容を好むため、
キャベツなどを与えると喜ぶ個体が
多いようです。
また、種子類よりもペレットのほうが、
栄養バランスが良いためおすすめです。
病気などで食欲がない場合には、
食欲以外にも下痢や元気がないなどといった
症状が現れる場合が多いため、
ハムスターの様子をよく観察してみてください。
ハムスターが餌を食べない理由について、
もっと詳しく知りたい方は
こちらの記事がおすすめです。
病気の可能性などについても
詳しく紹介されているため、参考になります。
2.過度なダイエット
ハムスターは1度肥満になると
痩せにくい体質になってしまいます。
そのため、肥満にならないよう
普段からの食事管理が大切です。
太り過ぎたからといって、
極端に食事内容をかえたり、
量を減らしたりしてしまうことは
ストレスに繋がります。
ハムスターはストレスに弱い生き物ですので、
過度なダイエットは食欲不振や体重減少に
繋がります。
まずはおやつを減らすなど、
徐々に改善していくことが大切です。
3.ストレス
ハムスターはストレスに弱い生き物で、
過度なストレスを与えることで
食欲不振になってしまう場合があります。
昼間に無理やり構ったり、大きな物音を立てる、
猫などの動物の側にケージを置くなどといった、
ストレスになる要因を極力減らすように
することが大切です。
ハムスターのストレスに関しては、
こちらの記事がおすすめです。
⇒ハムスターのストレスを行動でチェック!どんなしぐさがある?
ハムスターがストレスを感じているかが、
しぐさから確認できます。
4.内臓の病気
どこか内臓に疾患がある際にも、
体重の減少が見られます。
病気の際には、体重減少のほかにも元気がない、
下痢をしている、毛並みが悪いなどの
症状が現れることが多く見られます。
飼い主さんは体重チェックと合わせ、
毎日の健康チェックを欠かさないように
することが大切です。
病院への連れて行き方や値段については、
こちらの記事がおすすめです。
ハムスターが病気やケガをした際の
参考になります。
5.寿命が近い
ゴールデンハムスターの寿命は2~3年です。
寿命が近くなると、老化ととともに
食欲が減り、体重も減少していきます。
ハムスターが何歳なのか、
きちんと把握しておきましょう。
ハムスターの寿命に関して詳しく知りたい方は、
こちらの記事もおすすめです。
ハムスターの寿命や亡くなる前の症状
について詳しく紹介されています。
ゴールデンハムスターの体重が減少した時は他の症状にも要注意
ゴールデンハムスターの体重減少には、
以下の理由も考えられます。
- 歯のかみ合わせが悪い
- 夏バテ
- 下痢
齧歯のかみ合わせが悪い、夏場の温度管理、
下痢をしている場合にも体重の減少が
見られます。
噛み合わせや下痢をしている場合には、
動物病院を受診するようにしてください。
また、ハムスターは暑さに弱い生き物ですので、
エアコンを使用して温度管理を
行うようにしてください。
まとめ
体の小さなハムスターにとって、
体重は健康を確認するうえで大切な
バロメーターです。
細かなメモリまで測れる
調理用の計りを使用して、
体重チェックを行うことをおすすめします。
ハムスターを健康で長生きさせるためには、
適正体重を知り、太り過ぎや痩せすぎに
ならないよう、注意することが大切です。