ハムスターのケージには、
さまざまな種類があります。
ペットショップに一般的に
販売されているものだったり、
衣装ケースや水槽で飼っている
という人も多いようです。
水槽ケージでハムスターを
飼っている人の中には、
夏の暑さが梅雨の時期の湿気を
どのように解消すればいいのか
と悩んでいる人も多いのでしょう。
ここでは、ハムスターを水槽で
飼育するおすすめポイントや、
デメリット・季節ごとの対策に
ついて詳しくご紹介していきます!
ハムスターを水槽で飼育!水槽ケージのおすすめポイント
出典:https://item.rakuten.co.jp/chanet/212957/
ハムスターの飼育を始めるなら、
水槽をケージにすることが
とてもおすすめです。
水槽は魚を飼うものじゃないの?
と不安になる人もいるでしょう。
ですが、ペットショップなどでも
水槽ケージでハムスターを
飼育しているのを見ることが
あると思います。
つまり、水槽ケージで
ハムスターを飼育することは
問題なくできるのです!
ここでは、水槽ケージの
おすすめポイントを4つ、
お話していきます。
ケージ内が暖かい
水槽ケージは、通常の
ハムスターケージよりもケージ内を
暖かく保つことができます。
ハムスターは、寒さに弱い生き物
なので、冬なんかは特に水槽ケージ
が役立つと言えそうです。
ただ、どんなタイプのケージでも、
夏や冬の温度調節は必須なので、
水槽ケージにすれば何も
しなくていいというわけではない
ということを覚えておいて
ほしいと思います。
ハムスターが静かに暮らせる
水槽ケージは、他の
ハムスターケージよりも静かに
暮らすことができます。
隙間がたくさんあるケージだと、
どうしても音がうるさく
感じてしまい、ハムスターにとって
ストレスになってしまう
ことがあるのです。
ですが、水槽ならガラスが音を
ある程度遮断してくれるので、
ハムスターに余計なストレスを
与えることがありません!
もちろん、異常に大きな音だったり
ガラスを直接叩く音は
遮断されないので、気を使って
あげてくださいね。
脱走防止に役立つ
水槽ケージは、脱走防止にも
大いに役立ちます!
普通のハムスターケージだと、
いつの間にか脱走の方法を覚えて
「いつのまにか逃げている!!
探さなきゃ!」ということが
よくあります。
水槽ケージなら、そもそも隙間や
出入り口がないので、脱走を
しにくくなっているのです!
(どんなに脱走しにくくても、
万が一ということがありますから、
必ずフタをするようにしましょう。
空気穴も忘れずに!)
ケージの掃除がらくちん
水槽ケージは、つるつるしている
凹凸が少ないので、ケージの掃除が
楽チンです。
ペットショップによく
販売されているハムスターケージは
トンネルやケージの隙間を掃除
するのが結構億劫だったりします。
水槽ケージなら、慣れれば数分で
掃除が終わってしまうくらい
簡単なので、面倒くさがりの
人に特に向いていると感じます。
ハムスターの水槽飼育にデメリットはあるの?
ここまでは、水槽飼育の
いいところやおすすめをご紹介
してきました。
では、逆にデメリットには
どのようなものがあるのでしょうか
あまりにデメリットが多ければ、
水槽飼育をするのをためらって
しまいますよね。
ここでは、ハムスターの水槽飼育の
デメリットについて
お話をしていきます。
温度・湿度が上昇しやすい
水槽飼育は、温度と湿度が
上昇しやすく、ハムスターに
とって負担になってしまうことも
あります。
ハムスターは、暑すぎるのも
寒すぎるのも苦手です。
温度と湿度の管理は、しっかりと
行うようにしましょう。
このデメリットを改善するには、
エアコンをつける
部屋の風通しをよくするなどの
方法があります
運動不足になる可能性がある
水槽飼育をしていると、
運動不足になってしまう
ハムスターも多くいます。
水槽飼育では、ケージを登ったり
ということができないので、
その代わりになるような工夫を
しなければいけません。
このデメリットの改善方法は、
回し車を設置するということです。
水槽飼育の場合、回し車は絶対に
必要になってきます。
ハムスターが健康でいるためにも、
運動不足にならないよう工夫を
してあげてくださいね!
水槽ケージは値段が高い
メリットが多い水槽ケージですが、
普通のハムスターケージよりも
値段が高いので、
安く飼育用品を揃えたいという
人には不向きかもしれません。
プラスチックと金網でできている
ハムスターケージは
2000~5000円くらいで購入
することができますが、
水槽ケージは7000~10000円以上
掛かってしまう場合も……
自分のお財布と相談をして
選ぶようにしましょう。
ハムスターの水槽飼育!季節ごとの対策はある?
水槽飼育は、温度と湿度が
上がりやすいとご紹介しました。
そんな水槽飼育の、季節ごとの
対策はあるのでしょうか?
「夏と冬の対策さえ知ることが
できれば水槽で飼いたい!」
という人のために、ここでは、
季節ごとの対策を
ご紹介していきます!
ハムスターの水槽ケージ~夏の対策
水槽ケージの夏の対策は、
クーラーで温度と湿度を調節する
というものです。
誰もいない場合でもクーラーをつけ
ハムスターが快適な温度に
しておくことが大切です。
このときに、冷房に設定を
するのではなく、
除湿に設定すること!
温度だけではなく、
湿度もハムスターの天敵なので、
取り除いてあげましょう。
ハムスターの水槽ケージ~冬の対策
水槽ケージの冬の対策は、
- ペットヒーターを入れる
- 巣材を多目に入れる
- エアコンでの温度調整
があります。
水槽ケージは、温度が
上がりやすいので、そんなに
寒くない日なら、ペットヒーターで
十分にケージ内を暖めることが
できるでしょう。
ただ、ものすごく寒い日や、
ペットヒーターそのものを嫌う
ハムスターもいます。
私が飼っていたハムスターは、
ペットヒーターを入れていた
にも関わらず、ヒーターから
1番遠いところで寝て
冬眠しかけていました……
このように、ヒーターだけでは
間に合わないくらい寒い日や
元々ヒーターが嫌いな子の場合
エアコンやファンヒーターなどで
部屋の中全体を暖める
必要があります。
まとめ
ここでは、ハムスターの水槽飼育
について詳しくご紹介
していきました。
水槽飼育は、ケージ内を暖かく
保つことができて静かに暮らせる
という、ハムスターに優しい
一面を持ちながら、
掃除が楽で脱走がしにくいなど
飼い主にも便利な飼育方法に
なっています。
その点、温度や湿度が上昇しやすく
しっかりと空調管理をして
あげなければいけません。
最強なのは、1年中同じ温度に
エアコンをつけておく
ということです。
電気代の関係で、1年中は無理…
というなら、寒い冬と暑い夏
だけでも、エアコンで温度と
湿度を管理してあげてくださいね!
ここでは、水槽ケージのメリット
デメリットについて詳しく
お話をしていきました。
こちらでは、ハムスターの
飼育セットや、飼育に必要なもの
を紹介しています。
ハムスター初心者の人は、
ぜひご覧ください!